コーヒー豆はカビるのか?高温多湿保存で1週間検証してみた

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コーヒー豆は生鮮食品と同じ扱いになるので、保存方法に気を遣われている方は多いと思います。

ひどい保管をしているとカビやカビ毒が発生してしまうことがあります。

そもそも、コーヒー豆自体にカビが混入していたら意味がないのですが、今回は「コーヒー豆」とコーヒー豆になる前の「生豆」を高温多湿で保管し、変化は見られるのか、という検証をしてみました。

コーヒー豆のカビが気になる方はぜひご覧ください!

コーヒー豆と生豆を用意!

まず、コーヒー豆ができるまでの工程をざっくり説明すると、

苗→生豆→コーヒー豆→粉→コーヒー

というステップになります。

一般的に私たちが目にするコーヒー豆の前の段階が「生豆」で、生豆を焙煎、つまり加熱するとコーヒー豆が出来上がります。

こちらが生豆。

私たちが一般的に目にするコーヒー豆がこちら。

日本では、生豆を海外から輸入し、コーヒーショップなどで焙煎し、コーヒーとして提供されています。

その生豆の中にすでにカビが混入しているケースがあるのです。

ただ、「本当にカビは生えるのか」というのを確認するために今回検証を行います。

今回用意したのは、

・グアテマラ
・コロンビア
・マンデリン(インドネシア)
・ブラジル

の4種類の生豆と1種類のコーヒー豆です。

それぞれの写真がコチラ!

それぞれを比べたのがコチラ!

今回検証に使うコーヒー豆はエチオピア産のコーヒー豆になります。

生豆がカビているとは?

まず、今回生豆を比べてみて分かることは、マンデリン産の生豆はどちらかというと、キレイではない印象です。

コロンビア産のほうが生豆としてはキレイですよね。

どちらのほうが美味しいのか。

それは人の好みによりますが、生豆の状態としてはコロンビア産グアテマラのほうがキレイということが分かります。

この生豆の時点で、すでにカビているものや虫食い豆などのいわゆる不良豆が混入しているケースがあります。

たとえば、コチラ。

少し見えづらいですが、この生豆は虫食い豆に値するので、もし焙煎するならこの豆は避けたほうがいいということになります。

この時点では、どの生豆にもハッキリとしたカビが確認できなかったため、検証の準備を進めていきましょう。

ちなみに、生豆はどんな匂いがするかというと、一応植物なので植物系の匂いがします。

おそらくだれでも一度は嗅いだことがあるような匂いだと思うのですが、草の匂いに近いです。

いい香りのコーヒーとは違い、生豆の状態では決していい香りはしません。

コーヒー豆がカビる環境

ご存知の方も多いと思いますが、コーヒー豆を保存する際は、高温多湿を避けたほうがいいです。

しかし、今回は「コーヒー豆はカビるのか」という検証のため、本来であればやってはいけない高温多湿で保存します。

まず、それぞれの生豆を小袋に入れます。

このように高温多湿の場所に並べ、変化を見ていきます。

ちなみに今回は、透明の衣装ケースに入れ、外に出した状態で保存しています。

コーヒー豆はカビるのか?検証スタート!

1日後のコーヒー豆&生豆の変化

1日目の様子がコチラ!

たったの1日なので、まだ目に見えるほどの変化はありません。

3日後のコーヒー豆&生豆の変化

まだ特にこれといった変化はありません。

1週間後のコーヒー豆&生豆の変化

1週間経っても見た目の変化は現れませんでした。

ここで一度、小袋から出してみたいと思います!

コーヒー豆を高温多湿で1週間保存したらどうなったか

まずは、グアテマラ産から。

高温多湿で1週間後…

光の当たり具合が異なるので、色が濃くなったように見えますが、これは無視してください。

実際、色はほぼ変わりませんでした。

続いて、コロンビア産。

高温多湿で1週間後…

続いて、マンデリン産(インドネシア)

高温多湿で1週間後…

最後はブラジル産。

高温多湿で1週間後…

コーヒー豆の変化も見てみましょう。

高温多湿で1週間後…

まとめ

実際、写真で見ていただいた通り、生豆&コーヒー豆ともに、1週間では見た目はほぼ変わりませんでした!

1週間ではさすがに変化はないようです。

匂いは変化があったかというと、匂いにも変化は感じられませんでした。

ただ、コーヒー豆の匂いは1週間経つと少し減ったかなと感じました。

おそらくですが、味には少し変化があると思います。

さすがにお腹を壊す可能性もあるため(けっこう危険)実際コーヒーとしての味の検証は行いませんでしたが、1週間も高温多湿で保存ですからね。

コーヒー豆に限らず、どんな食べ物でも1週間高温多湿で保存されたものは口にしたくないですよね。

以上、今回は『コーヒー豆はカビるのか?高温多湿保存で1週間検証してみた』という実験を行いましたが、引き続き変化の過程を計測していきますので、お楽しみに!